⑮5区のマルシェとドラクロア美術館
2019年6月 パリ一人旅 4日目その1
16時間の睡眠で、気力と体力の復活を遂げた私は、近くの Marche Maubert
(火・木・土がオープンのマルシェ)へ朝食の調達へ出かけます。
マルシェではアプリコットといちごを買いました。
ホテルのため調理ができないので、そのまま食べられるものしか買えませんが、
旬の果物は一段とおいしい上、マルシェでは食べごろに熟したものが並んでいて、
日本ではなかなか味わえないおいしさです。
このマルシェのある界隈には、クチコミレベルの高い La Maison d’Isabelle パン屋さん、Fromagerie Laurent Dubois チーズ屋さんがありました。
それぞれの店で柚子がトッピングされたチーズとクロワッサンを買います。
トーフのよう見えますが下の写真はフレッシュチーズです。
こちらのチーズ屋さんには、日本人女性とお見受けするスタッフがいました。
お会計をしていただきましたが、お互いに日本人かと訊ねることもなく、
メルシー オーフボア (ありがとう、さよなら)
とフランスのあいさつを交わして店を出ました。
嬉し気な表情を見せあい、無言のエールを送りあえたと勝手に満足しています。
ホテルに戻る道は、通ったことのない道を選び、ブラブラとそぞろ歩きを楽しんで、
何ら美しい通りを発見。
階段を登ってみると、ルーマニアの詩人? ミハイ・エミネスクの彫像が薔薇を胸に
抱いていました。薔薇の花がとても似合っています。
ホテル戻り、マルシェで調達した朝食でエネルギーをチャージして、サンジェルマンの
ドラクロア美術館へ行ってみます。
美術館までの道も、いちいち絵になります。
チケット売り場のマダムに ~?~?~?~? ジャポネ ? シノ ? ~?~?~?~?~?~
と訊ねられ、 ウイ ジャポネ と応答すると、入り口の方を指さして何か教えてくれました
見ると、日本語や中国語で印刷されたパンフレットが並んでしました。
このパンフレットによると、ドラクロア美術館の中庭は、チュイルリー公園の主任庭師たちの手によって改修されたとの事です。
ドラクロアの構想した作庭理念に忠実にのっとって再造園されたと書いてあります。
若干の無造作感を残していて、安らぎを感じます。
しばらくこのかわいらしい中庭でボンヤリした後、美術館を出てサンジェルマン大通へ
サンジェルマンのカフェは次のブログで。
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